リサーチノート 01
QQQ と TQQQ:過去のパフォーマンス、ドローダウン、レバレッジのコスト
終了時の価値が大きいだけでは、二つの投資が同程度のリスクを負ったとは言えません。本稿ではQQQとTQQQを同じ初期資金に正規化し、複利の結果とピークからボトムまでの損失を並べて読みます。
- 読了時間
- 8 分
- データ期間
- 2015-01-02から2026-07-17までの調整後日次終値
要点
この期間ではTQQQの複利成長が速かった一方、最大ドローダウンは約81.7%で、QQQは約35.1%でした。これは良好な長期経路と日次レバレッジの結果であり、別の期間でもTQQQがQQQの3倍の長期リターンを生むという保証ではありません。
QQQ 終了倍率
7.35×
同じ100,000ドルの初期値から正規化
TQQQ 終了倍率
35.27×
同じ日付と初期値。個人の税金は含まない
最大ドローダウン差
46.5 pt
TQQQ −81.7%、QQQ −35.1%
01 / 比較設計
同じ時計と同じスタートラインを使う
両系列は2015-01-02の100,000から始まり、2026-07-17までの調整後日次終値を使用します。日付を揃えることは重要です。大きな変動の直前か直後かで、レバレッジ商品の結果は大きく変わり得ます。
QQQはレバレッジなしのNasdaq-100参照、TQQQは固定の3倍ポジションではなく日次3倍型ファンドとして扱います。この比較は完了済みの過去サンプルだけを説明します。
- 同じ初期値と整合した米国取引日
- 両系列で一貫して調整後終値を使用
- 日中執行、個人税、個別ポートフォリオの仮定は含まない
02 / 観測結果
リターンの加速にはより深い損失経路が伴った
TQQQはサンプル終了時に高い正規化価値と年率リターンを示しました。しかし終了値だけでは、最悪時にレバレッジ系列が直前ピークから5分の4以上失ったという中心的リスクが隠れます。
81.7%の損失から元のピークへ戻るにはボトムから約445%の上昇が必要です。35.1%の損失では約54%です。ドローダウンの深さは、回復に必要な数学的幅と心理的負担の両方を変えます。
| 指標 | QQQ | TQQQ |
|---|---|---|
| 年率リターン | 18.9% | 36.2% |
| 終了倍率 | 7.35× | 35.27× |
| 最大ドローダウン | −35.1% | −81.7% |
| 2022年リターン | −33.2% | −79.7% |
03 / 経路依存性
日次3倍は最終期間の3倍ではない
TQQQは費用控除前でNasdaq-100の日次結果の倍数を目指します。毎日、新しい基準値から始まります。複数日では利益と損失が順番に掛け合わされるため、変動率とリターンの順序が終了値に影響します。
持続的な上昇経路では日次レバレッジが強く複利化することがあります。横ばいで変動が大きい、または下落する経路では価値がより速く損なわれます。したがって長期の終了値比率は3に固定されません。
04 / 解釈
商品ランキングではなくリスク研究として読む
このサンプルはテクノロジー株主導の特定市場期間に起きたことを示します。同じ順位、リターン、回復が繰り返されることを証明しません。開始日、変動率、資金調達コスト、税制、市場環境が変われば比較結果も大きく変わります。
インタラクティブレポートで全経路を確認し、方法論ページでリターンとドローダウンの計算を確認してください。本資料は過去データの学習用であり、投資助言ではありません。
- 01Invesco QQQ ファンド概要Invesco
- 02TQQQ 要約目論見書ProShares
- 03レバレッジ型・インバースETFに関する更新版資料米国SEC Investor.gov
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過去の観測と例示は研究学習用です。投資助言、個別推奨、将来結果の保証ではありません。